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~アニメZEXAL34話+Ⅱ/エドガー~

アニメZEXAL34話「決意の復讐 哀しき決闘者シャーク」に

Ⅱ/エドガーがいたら……という内容です。

……冒頭はしっかりと登場していますが、すぐに退場してしまうので

Ⅱの登場シーンのみ​小説風に書かせて頂いております。

​・2023/10/6追加

◆34話「決意の復讐 哀しき決闘者シャーク」◆

 

~【33話終盤より、続き】

 ⅣとⅡの、ナンバーズを使った卑劣なデュエルに倒れた友人の敵討ちをしようとする遊馬だったが……
 凌「待て! 奴らの相手はこの俺だ!」
 突如上方から声がしたかと思うと、1台のバイクが現れて遊馬たちとⅣたちの間に停車した。
 Ⅱ「お前は……」
 Ⅳ「フッ……」
 いぶかしげなⅡと、不敵に笑うⅣ。
 凌「忘れたのか! お前の1番のファンの顔を! ……Ⅳ!!」
 バイクから降りた凌牙は、メット代わりのゴーグルを上げながらそう言い、敵意をむき出す。
 遊「シャーク……!」
 凌「やっと見つけたぜ……Ⅳ、それにⅡ……」
 Ⅳ「凌牙……フッ、そうだな……お前が俺の1番のファンだった……忘れていたよ」
 Ⅱ「Ⅳはファンが多すぎるからさ……確かにお前はファンの中でも特別だろうけど……いちいち覚えてられるほど、こっちも暇じゃないんだ。悪く思うなよ?」
 凌「ほざけ……! あの時の借りを返させてもらうぜ……!」
 遊馬とアストラルは、緊迫した凌牙たちをただ見つめるしかできない。
 Ⅳ「借りねぇ……フッ……そう言えばお前の大切な妹は元気か?」
 Ⅱ「お前たち、兄妹仲は良かったはずなのに……2人一緒にいるところはおろか、最近はお前の妹自身を見かけないから気になってたんだよ」
 遊「妹……?」
 2人の言葉に、凌牙があからさまに嫌悪を顔に表す。
 凌「何もかも……貴様らが2人で仕組んだんだ……俺のせいで……俺のせいで……あいつは……!」
 凌牙は、言いながら決勝戦の時のことを思い出す。


 鉢植えの際どい所にⅣのデッキを置くⅡ、何食わぬ顔で部屋を出て行くⅣ、鉢植えから落ちてばらまかれるⅣのデッキ、その物音に気付き、デッキを覗き見てしまう凌牙、その隙に部屋を出ていくⅡ、決勝戦の最中に失格のアナウンスを告げられる凌牙、勝ち誇るⅣ、関係者席で不敵に笑うⅡ、病室で寝ている妹……


 凌「俺はお前たちに……ここで復讐する!」
 遊「シャーク……お前、復讐って……」
 Ⅳ「フフフフ……いいねぇ、好きだよ俺はそーいうのが……」
 Ⅱ「まぁた君はバカみたいに、面倒くさくなりそうなことを言って……」」
 相変わらず不敵に笑ったままのⅣと、そんなⅣに少し呆れたようなⅡ。
 その時、ⅣとⅡの間、その後方から赤い光の鎖が飛んできたかと思うと、それは凌牙の右手首に巻きつき軽く引っ張る。
 凌「これは……?」
 Ⅲ「デュエルアンカーです。これで僕とのデュエルが終わるまで、離れることはできません」
 そう言って、突如現れたⅢはアンカーを光に変える。
 遊「な、誰だよお前……!」
 Ⅲ「僕はⅢ。こちらのⅣ兄様とⅡ兄様の弟です。以後、お見知りおきを……」
 Ⅱ「Ⅲ、いたのか……」
 Ⅲ「ええ、兄様たちがナンバーズを召喚した辺りからずっと見ていましたよ」
 Ⅳ「おいⅢ、こいつは俺たちの獲物だ、引っ込んでろ」
 Ⅲ「凌牙のデッキにナンバーズはない。だったら、兄様方が相手にすることはないでしょう? お2人はもっと効率よくナンバーズを集めなきゃ……」
 そこまで言って、今までの笑顔から真剣な顔つきになるⅢ。
 Ⅲ「それに……トロンの命令は絶対だよ?」
 そう言って、トロンを思い出す兄弟たち。
 Ⅱ「……。まあ、トロンの命令がなくても、俺はナンバーズの絡まない無駄なデュエルは元々ごめんだけどさ。ほら行こう、Ⅳ?」
 Ⅳ「チッ……Ⅱ、お前の素直すぎるところはどうかした方がいいと思うぞ? まあいい……ファンサービスは終わりだ」
 そう言い残し、その場を去ろうと振り返って歩き出すⅣとⅡ。
 凌「おい、待て! 逃げるのか?!」
 Ⅳ「俺たちのハートピースは完成している……」
 歩きながら、完成したハートピースを見せるⅣとⅡ。それを持つⅣの右手の甲、そしてⅡの右腕に紋章が光る。
 Ⅱ「凌牙……予選落ちなんて、お前に限ってありえないよな?」
 Ⅳ「決勝で待ってるぜ……フハハハハ!」
 その時、2人の紋章が共鳴するように激しく光を放つ。そしてその光が消えた時、すでにⅣとⅡの姿はそこにはなかった。
 凌「Ⅳ!! Ⅱ!!」

 Ⅲ「落ち着いてよ、兄様たちは忙しいんだ」

 ⅣとⅡへの怒りをあらわにする凌牙に、Ⅲはなだめるようにそう言う。そして、自らが任せられた任務へと移ろうとしていた。

~【本編】

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